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セミナーレポート「象牙質知覚過敏症  ~酸蝕症・知覚過敏症 第3の歯科疾患~」

2024/6/7
「象牙質知覚過敏症  ~酸蝕症・知覚過敏症 第3の歯科疾患~」

オンラインで分院から20名、計25名で参加いたしました。


講師: 百崎 千紘様
グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社
エキスパートセールス 中四国テリトリーマネージャー
歯科MR


セミナーでは「知覚過敏」や「シュミテクト」について教えていただきました。

知覚過敏は 3 人に 1 人が発症しており、歯科医院に相談している人は 50%以下と言われています。

知覚過敏はエナメル質の損失、歯肉退縮、処置による一時的症状の3つの原因があります。エナメル質の損失は主に酸蝕や咬耗(こうもう)、歯肉退縮はブラッシング圧、一時的症状はオフィスホワイトニングなどによって起こります。近年はフルーツウォーターや炭酸水、グミなど phが低い飲食物によって酸蝕になる方が多く知覚過敏の患者も多くなってきており、欧米圏は特に日常的に炭酸水を飲むので酸蝕症が多い傾向にあります。

知覚過敏の治療法は鈍麻(どんま)と封鎖があり、以前までのシュミテクトは鈍麻のみに該当します。硝酸カリウムによって鈍麻させる作用があり、1ヶ月ほど使用すると効果が出てきて持続性のある商品でした。

今回の新商品の「シュミテクト プラチナプロテクト EX」は新しく乳酸アルミニウムが配合されて鈍麻のみではなく封鎖する作用も追加されました。乳酸アルミニウムが唾液中に溶けてイオン化することにより象牙細管が封鎖され知覚過敏の症状を和らげる作用を持っています。
新しい成分が配合されたことにより、今までのシュミテクトよりもより知覚過敏を改善できるようになったと思います。ただこの製品は歯周病予防の成分が配合されていないので、歯周病予防重視の方には歯周病ダブルケア EX やカムテクトの方を勧めた方が良いと思います。この製品を使用する際は、やわらかめの歯ブラシで量を多めにつけると良いそうです。

「カムテクト」は知覚過敏というよりも歯周病予防に特化した歯磨剤で、プラークを軟化させて除去する作用があります。その為厚いプラークが付いている方(ブラッシングが苦手な方)や歯磨きに時間が取れない方にオススメです。朝に1回カムテクトにするだけでもプラーク除去率が大分違うと思います。

今回「シュミテクト」の新製品や知覚過敏について様々なことを学ばせていただいたので、これから知覚過敏に悩む多くの患者さんにシュミテクトを勧めてみようと思います。