2024/8/16
「クラプロックス ハイドロソニックイージー」(電動歯ブラシ)
レポート作成者
まりふ歯科
歯科衛生士 Kさん
ヘッドのカーブにより 最後臼歯や舌側面まで無理なく磨けた。製品も軽く、腕への負担もない。 音もさほど気にならず、振動による歯磨剤の飛び散りもあまりない。
3モードあるが《クリーン》《スマイル》モードは1分間の振動数が多く、そのパワーによる痛みや、歯に響く不快感もあり、歯や歯肉へのアプローチがやや苦痛だった。
またヘッド背面が歯質や補綴に当たった時の衝撃が強く、破折・破損の不安もあった。
自身は《スタート》モードが一番好みである。 振動数が少ない分、前述した苦痛や不安がなく、安心して歯磨きができた。《スタート》モードの振動数でも、十分プラークは除去できたと思う。歯面もツルツルになった。
以下 他の歯科衛生士さんの検証していただきました。
●感想1
まりふ歯科 歯科衛生士 Kさん
今回クラプロックスの電動ブラシを使用しました。3段階の強さに分類されていて、クラプロックス特有の柔らかい毛なので痛みなく使用することが出来ました。またクラプロックスは長持ちするので長期的に使用出来るのがメリットだと思いました。
ただクラプロックスの電動ブラシは替えブラシが市販での流通が他社と比べて少なく入手しにくいそうなのでもう少し一般の方でも入手しやすくしたらいいかと思いました。
●感想2
アルファデンタル 歯科衛生士 Yさん
【使用感】
ブラシは柔らかくコシがある。
歯頚部に当てても優しいので、ブラッシングで歯頚部の清掃を十分にすることができる。
◆特徴的なブラシの形
・涙型の大きい部位
広いところを磨くのに適しており、歯を包み込んでくれる感覚
・涙型のとがっている部位
歯間など細かいところの清掃向き
あらゆる角度で使うことでプラークをしっかり落とすことができた。またブラシヘッドの柄が少し屈曲していて、口腔内に入れたとき臼歯部にフィットし、磨きやすさを感じた。ヘッドが小さく小回りがきき、お子さんから女性など口腔内が狭い方にもおすすめできる。
【量と振動】
22,000回振動モード
低めの音。振動数が増えるに従い高めの音になるが不快感はない。
【クリーニングモードの違い】
選べる3つの音波振動レベル(22,000回・32,000回・42,000回振動/1分間)
- 22000回振動モード
歯肉に当てても痛みはまったくないため、ためらいなく歯頚部にあてることができる。 - 32000回振動モード
歯面が広いところを磨くのに適している。
厚めのプラークも早く、しっかり落とすことができる。 - 42000回振動モード
パワフルな使い心地ながら知覚過敏がある部分につかっても問題なかった。
さっと口腔内をブラッシングしたいときに最適なモードであると感じた。